院長古川皓一
2013年神戸大学医学部卒業。淀川キリスト教病院で救急医療、神戸大学医学部附属病院で先端治療の臨床経験を重ね、2020年6月神戸大学大学院医学研究科臨床ウイルス学分野特命助教に。「愛する神戸で患者さんに寄り添う診療がしたい」と2024年5月開業。日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医。医学博士。
総合内科を中心に幅広く診療
2歳から呼吸器症状の診療を行っています
「何でも診られるお医者さん」をモットーに、総合内科を中心とした幅広い診療を行っています。「総合内科」は病気を一つ一つ捉えて診るのではなく、一人ひとりの患者さんを診ようという考えに基づいた診療分野です。
複数の疾患を持つ患者さんが多い超高齢社会において、総合的に診察し、適切な治療に結びつけることだけでなく、長年にわたって経過をフォローし、他の病気の予防や早期発見に努めることも私たち医師の役目と考えています。患者さんの心情に寄り添い、お互いに譲れるところは譲り合って治療計画を立てていきます。かかりつけ医として地域の皆さんと長くお付き合いしていきたいと考えております。
呼吸器疾患については、慢性疾患や術後フォロー、経過観察など専門性に基づいた医療を提供しています。また、近隣に小児科が少ないことから、咳や痰、喘鳴などの呼吸器症状のある2歳以上のお子さんの診療も行っています。必要に応じてエックス線やCT撮影、ネブライザーを行うことが可能です。このサイトでは小児の呼吸器疾患についてもまとめています。
専門家による丁寧な診療
日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医の資格を持つ医師が担当します。
充実した検査機器
エックス線やCT撮影装置、超音波検査装置、動脈硬化検査装置など先端の医療機器による検査体制を整えています。
こだわりの院内
スムーズに移動できるバリアフリー設計の院内。密にならないよう広い待合室があり、トイレにはベビーチェアも設置しています。
駐車場併設
隣にあるドラッグストアと共有の駐車場に約30台分の駐車スペースがありますので、お子さんを連れた車での来院も安心です。
院内設備
喘息などの症状ができる限り楽になるように、小さなお子さんもネブライザー(吸入器)が使用できます。
小児診療の対象年齢
当院では、2歳以上のお子さんの咳や痰、喘鳴など呼吸器症状全般の診療を行っています。
気管支炎
呼吸の回数が多かったり、「ヒューヒュー」「ゼーゼー」といった音が喉から聞こえて呼吸が苦しい、または苦しそうな様子が見られたりする場合は、気管支炎の可能性がありますので速やかに受診しましょう。ケースによって発熱を伴う場合、伴わない場合があります。発作的に激しく咳き込んだり息苦しくなったりする場合は気管支喘息が疑われます。
喘息
当院は2歳以上の小児から成人までの喘息の治療を行っています。小児喘息の発作でも「ヒューヒュー」「ゼーゼー」と聞こえる苦しそうな喘鳴(ぜんめい)症状がありますが、そのような症状がなく息苦しさだけを訴える場合もあります。また、喘息の発作は夜間や早朝に出やすいという特徴があります。治療は吸入ステロイド薬を中心に、他の吸入薬やアレルギー薬を併用することもあります。
肺炎
肺に細菌やウイルスが感染することで、咳や熱、呼吸困難などに症状を起こします。「呼吸がつらそう」「顔色が悪い」「ぐったりしている」などの場合は救急の受診が必要です。風邪や気管支炎の症状と似ていることも多いため、見分けることが難しい病気です。胸部のエックス線検査やCT検査、痰の培養検査や採血検査によって早めの診断、治療が大切です。
アレルギー性鼻炎
最近は子どものアレルギー性鼻炎も多く見られます。アレルギー性鼻炎は命に関わるような重篤な病気ではありませんが、鼻のかゆみや鼻水が続くことで集中できず学習に支障を来したり、鼻詰まりで眠れず日常生活に影響を及ぼしたりすることがあります。治療は原因の回避と除去を基本に、症状や重症度に応じて抗ヒスタミン薬や鼻噴霧用ステロイド薬などの薬物療法を行います。
花粉症(舌下免疫療法)
アレルギーの原因となるアレルゲンを低濃度から体内に取り込んで徐々に濃度を上げていき、体を慣れさせることで過敏さを取り除くことをめざす減感作療法(アレルゲン免疫療法)について、当院では舌下免疫療法を行っています。5歳から治療を受けていただけますが、スギ花粉飛散期には開始できず、6~12月にかけて開始します。初回は院内で舌下錠の内服と30分程度の経過観察が必要になります。
山の手内科クリニック
神戸市営地下鉄山手線 大倉山駅
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JR神戸線(大阪~神戸) 神戸駅
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